2005年03月04日

『死体が多すぎる』 カドフェル・シリーズ2 エリス・ピーターズ 大出健訳 

 嫡男を亡くした先王ヘンリー1世は、フランスに嫁いだ娘モードを跡継ぎにと言い残したが、王位継承権をめぐり、モードのいとこスティーブンが蜂起した。そして、シュルーズベリで戦いが起こり、城はスティーブンの軍が掌握し、捕虜94名が処刑される。

 遺体を埋葬するため城内に入ったカドフェルは、遺体の数が1体多いことに気づく。

 どさくさにまぎれて殺されたのはだれか? 殺したのは?

  修道院に預けられ、カドフェルの手伝いをすることになった少年、父を亡くした名家の令嬢など、さまざまな人々がさまざまな物語を繰り広げる。そして、立場の違いを超えて通い合うこころ。最後の決着まで目が離せない。

 予想どおり、カドフェルにはまっています。この本も一気読みでした。近所の図書館の書庫に全巻そろっているのを発見してから、そわそわと落ち着かない日々を過ごしておりました。今回、4冊一気に借りてきました。読み始めたら止まりません。人生捨てて読んでしまいそうです。

 しかし、作者はもう亡くなっており、シリーズは20巻で完結しています。この調子で読んでしまうと老後の楽しみがなくなります。翻訳で全部読み終わったら、原書で読み返そうかと考えています。

原題 "ONE CORPSE TOO MANY"  

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