2004年11月30日

『魔法使いになる14の方法』

 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ、フィリップ・プルマン他著 ピーター・へニング編  大友香奈子訳 創元推理文庫 
 "THE WIZARDS' DEN" ISBN; 4488572057

 いつの時代も人は魔法や魔法使いに惹かれるものである。ここに集められた14のお話はそんな魔法や魔法使いについてのお話である。

 ネズビットの『ドゥ・ララ教授と二ペンスの魔法』はこの中では比較的ほのぼのとした作品。ファンタジックというよりどちらかというとぞくぞくっとくるホラーぽいお話が多い。魔法といえば黒魔術なのだから当然のことだけど。

 どの作品もそれぞれおもしろかったが、その中でもダール、ブラッドベリ、プルマン、ジョーンズの作品は際だっていた。プルマン『なにか読むものを』、その次にジョーンズ『キャロル・オニールの百番目の夢』が好みかな。クレストマンシーって偉大な魔法使いなんだ(^^;) 他の作品も読んでみたくなった。

収録作品
序――魔法の世界 ピーター・へニング
『ドゥ・ララ教授と二ペンスの魔法』 E・ネズビット
『学校奇譚』 マンリー・ウェイド・ウェルマン
『悪魔の校長』 ジリアン・クロス
『ワルプルギスの夜』 ハンフリー・カーペンター
『暗黒のオリバー』 ラッセル・ホーバン
『さがしものの神様』 ジョーン・エイキン
『ダブラーズ』 ウィリアム・ハーヴァー
『飛行術入門』 ジャクリーン・ウィルソン
『中国からきた卵』 ジョン・ウィンダム
『お願い』 ロアルド・ダール
『見えない少年』 レイ・ブラッドベリ
『わたしはドリー』 ウィリアム・F・ノーラン
『なにか読むものを』 フィリップ・プルマン
『キャロル・オニールの百番目の夢』 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
作者紹介
解説 立原透耶



 
posted by 如月 at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | アンソロジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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